毎年多くの人が参入しては撤退していく為替市場。
トレードで勝つためには、正しいトレード戦略やテクニカル分析など様々な要素が必要ですが、それだけでは生き残れないトレーダーも多いのが現実です。
ではなぜ少数の生き残るトレーダーと多くの生き残れない負けトレーダーとで分かれてしまうのでしょうか?
「その違いって何なんだ?」
こんな疑問が浮かびますね。
そこで今回は、トレードで勝ち続けるために必要な資質やマインドを改善するための、3つの特徴とその改善方法についてお伝えします。
もしあなたが勝てないトレーダーに悩んでいる場合、一つでも当てはまる人はそれらを改善することによって
” 少数の生き残れるトレーダー”になれる可能性は間違いなく劇的に上がります!
ではチェックしてみてください!
生き残れない負けトレーダー 特徴①
思いつきや全く根拠のない取引きをしている
FX(外国為替取引)と聞くと真っ先に
「ギャンブルと一緒でしょ?」と答える方は沢山いらっしゃいます。
現に私自身も、周りにそう言われたり思われるのがわかっていたので10年以上誰一人にも言わず続けていました。笑
実際のところ、何の予備知識や根拠も無く思いつきで取引をする場合に限っては、
”上にいくか下にいくかのただのギャンブル”
をやっているのと同じだと思います。
上に行くか下に行くのかを当てるのだから当たる確率は50%もあると考えてしまいがちですが、
FXで勝ち残っている人は勝率が50%の局面ならばまず取引はしません。
ではいつトレードするのでしょうか?
もっと”優位性位の高いポイント”つまり高確率で当たるだろうという局面でのみ取引をします。
それでも予想外な動きをするのがFX市場であり巨大なマーケットなのです。
生き残れない負けトレーダー 特徴②
リスクや資金管理についてルールが無い
トレーダーとして生き残っていくためには「資金管理やリスク管理」をどれだけうまくできるかが重要です。
FXだけではなく、株式やその他の投資が成功するか否かは
”「資金管理」がどれだけしっかりとできているかどうかによる部分が大半を占めます”
私もFXを始めで数年は手法ばかりに目がいき、
資金管理を理解すらせずに、二度ほど撤退しています。(恥)
その当時はそのような情報サイトもネット上にはあまりなく、言葉すら知りませんでした。。
この資金管理がしっかりできていれば、たとえ勝率が低くてもきちんと利益を残していけるのです。
勝つことよりも、大きく負けないように防御力を高める方が結果として資金は徐々に増えていきます。
以下の記事でもリスク管理について解説しています。
参考記事:
生き残れない負けトレーダー 特徴③
損切りが出来ないor損切りが遅い
相場というものは自分が思った方向の通りに動かないことも沢山あります。
ずっと勝率100%で勝ち続けるのは不可能なことですので、負けることも織り込みで計算にいれトレードしていくことが大切です。
そこで重要なスキルが、シンプルですが「損切り」です。
エントリー
→相場が逆に動く
→損切りすると決めたラインまできた
→損切り出来ずに迷ってたら…価格が無事に戻ってきた!
→安心したのは束の間。また相場は逆行するが、「とりあえずまた戻って来る」と思い様子見
→どんどん逆行し、気づいたらもう取り返しのつかないくらいマイナスに…
これがよくある負けパターンですね泣
また、
「損切りはしてるけど利益よりも大きく全然増えないどころか減っていく…」
という質問もよく聞きますが、
この原因で多いのが、そもそも狙っている利益の幅に対して損切りの幅が大きすぎる(遅すぎる)ことが原因です。
”根拠をもってエントリーし、その根拠が崩れたと判断できるポイントで損切り”を徹底していくことが重要です。
当てはまる特徴と改善対策
1つでも当てはまる方は、その点についての改善を行うことで間違いなく勝ちトレーダーに何歩も近づくことができます。
「①思いつきや全く根拠のない取引きをしている」に当てはまる場合の改善策
もし①にだけ当てはまるのでしたら、まずは思いつきや根拠の無いトレードを止め、トレード戦略をきちんと学ぶことで少しでも優位性の高いところで根拠をもってエントリーができるようになります。
50%の確率のポイントでエントリーするようなギャンブル性の高いトレードではなく、もっとエントリーポイントを戦略的に考え、より勝率の高いポイントでのみに絞ったエントリーを徹底するようにすると良いです。
「②リスクや資金管理についてルールが無い」に当てはまる場合の改善策
②が当てはまる人は、おそらく資金管理について知らずに口座の資金をなくしてしまった経験がある方ではないでしょうか?
もしそうであれば、正しい資金の管理方法を学ぶことで資金を大きく減らさないようにすることができますし、
自身の運用資金に見合ったロットでのポジションの取り方なども学べます。
リスク管理につきましては、以前に記事にしていますのでぜひ参考にしてください^ ^
参考記事:
「③損切りが出来ないor損切りが遅い」に当てはまる場合の改善策
③の損切りが出来無いor損切りが遅い方は、
損切りの有効なポイントはどこなのかを学ぶことによってあらかじめ準備ができるトレードが可能になります。
それによってトータルの収益は劇的に改善されるかもしれません。
前項の参考記事も併せて参考にしてみてください ^ ^
生き残れないトレーダー3つの特徴と改善方法 まとめ
- 根拠のないエントリーはしない
- 勝率50%では勝負しない
- より勝率の高いポイントでのみエントリーする
- 正しい資金管理の方法を学ぶ
- 損切りについて学び、有効なポイントでのみ損切りを行う
本記事では、生き残れない負けトレーダーの特徴について具体例を挙げ、それらの特徴を克服する方法を解説しました。
仮にもし、全ての特徴に当てはまったとしても決して諦めないでください。
最初は誰もが通る道です。
資金を失ってから気づく人、失う前に気づける人、タイミングは様々だとは思いますが、
もしこの3つのいずれかで相場から撤退したことがある方は、その時の原因を今一度検証してみてください。
失敗から学ぶことがとても大切です。
私自身もこの3つに気づけたからこそ今があります。
そして地味ですがその積み重ねこそが”生き残るトレーダー”への一番の近道だと思ってください^ ^
実践することであなたは確実に近づけているということも忘れないようにしましょう!
参考記事:テクニカルが効くのは参加者増の時間帯のみ! 各時間帯の主役通貨を見極めて劇的に勝てるようになる方法
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