FXトレードにおいて、テクニカル分析を使って取引きを行う方が多くいますが、その効果的な使い方について知っていますか?
また時間帯や通貨ペアによって、テクニカル分析がより効果的になる場合があるのをご存知ですか?
どの時間帯にどの通貨で取引をすればいいのかイマイチ解らない…
テクニカルが効きやすい時間帯とそうでない時間帯があるの?
こういった疑問にお答えして、
”一体どの時間帯にどの通貨を取引し、尚且つテクニカルが効き易く勝ちやすくなる方法”をお伝えします。
- どの時間帯にどの通貨を狙うべきなのか
- テクニカルが効きやすい場面
この記事では、各時間帯で活躍する主役通貨ペアを中心に、テクニカル分析の効果的な使い方について解説していきます。
テクニカル分析を上手に活用して勝利を掴む方法を知りたい方は必見です。
ぜひ最後までお読みください^ ^
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1. その時間帯の主役の通貨を意識して取引きする
国によって違う活発な取引時間
FXの取引は平日24時間いつでもできるという謳い文句をよく耳にします。
ですが実際に個人トレーダーの方やファンド、機関投資家が活発に取引を行うのはせいぜい朝の7時~午後15時or16時ぐらいまでとなります。
例えば私たち日本人の場合、一番活発に取引している時間帯は日本時間であり、
その時には、やはり一番馴染みのある「日本円がらみの通貨」を取引しているのではないでしょうか?
ですので東京時間ではドル円、ユーロ円、ポンド円、オージー(豪)円などの、いわゆる「クロス円」の取引量が圧倒的に多い事がデータでわかっています。
まさかこの時間帯にユーロNZドルとかのマニアックな通貨を本格的に取引している人は相当少ないと思います。笑
それと同様に欧州時間(日本での15or16時~)では、
ヨーロッパで暮らす人たちに馴染みの深い「ユーロやポンドがらみの通貨」だとは思いませんか?
同じくニューヨーク時間(日本では21or22時~3時くらい)ではあくまでも取引の中心は
ドルストレートと呼ばれる「米ドルがらみの通貨」ということになります。
つまり、
”FXでは24時間オープンはしているけど時間帯によって主役の通貨ペアは違う”
ということです。
時間帯によって異なるそれぞれの主役通貨ペア
各時間帯の主役の通貨ペアを整理すると、
- 東京時間→日本円絡みの通貨ペア
- 欧州時間→ユーロorポンド絡みの通貨ペア
- ニューヨーク時間→米ドル絡みの通貨ペア
となります。では一体なぜ主役の通貨を取引した方が良いのでしょうか?
2. テクニカル分析は統計学
FXで必ず勉強する「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」。
この「テクニカル分析」はあくまでも統計学だということは忘れてはいけません。
テクニカルを勉強して実践してみたけど全然テクニカルが効かない…
もちろん毎回必ず効くわけではありません。
ですが効きやすい場合とそうでない場合が確実に存在します。
その違いはなにか?
それは”市場参加者の数”です。
この市場参加者増の時間帯ほど、テクニカルは圧倒的に効きやすくなります。
例えば、レンジ相場で何度も叩かれて反転している水平線のラインに狙いを絞って逆張りを仕掛けたとします。
ここで大勢の市場参加者のトレーダーが同じようにそこのポイントを意識して逆張りを仕掛けたら?
逆張り勢が多いほど、このポイントでの反転は成功します。
ですがここで市場参加者が全然少ない状態だとしたら、、
当然その水平線を突破していく可能性は高くなってしまいます。
重要なのは、
「テクニカルが当たるか当たらないかではなく、いかに効きやすい時間帯と通貨を狙うか」が大切になってきます。
テクニカルが効くか効かないかは、市場参加者次第なのです。
なのでこの”時間帯と主役の通貨を意識する”ことがポイントになってきます。
3. 各取引き時間帯の特徴と分析
最後に各時間帯の取引における特徴や分析を解説していきます。
ご自身が一番よく頻繁にトレードする時間他の特徴や分析を参考にしてみてください。
【東京時間の特徴】
アジア市場の影響力が強い
東京(日本)時間は、アジア市場が活発に動く時間帯にあたります。
アジア市場の中心である東京市場が開いているため、アジアの通貨ペアにおいては、
日本時間中に重要な経済指標やニュースが発表されると、相場に大きな影響を与えることがあります。
ボラティリティの低下
欧米市場の時間帯と比較すると、日本時間中はボラティリティが低くなる傾向が強いです。
つまり、相場の動きが比較的緩やかになる特徴があります。
このため、日本時間中は細かい値動きを狙うスキャルピングなどの短期売買の戦略よりも、
トレンドフォローなどの中長期的な売買戦略の方が有効になるケースが多いです。
朝方の相場の反応
日本時間の午前中は欧米市場がまだ休場しているため、
前日の欧米市場のニュースや動向に対する相場の反応が日本時間中に出ることがあります。
そのため、欧米市場の終値や、米国の雇用統計などの重要な指標に対する市場の反応を見極めることが重要となります。
日経平均株価が9時にスタートした時に上昇スタートなのか、
もしくは下落スタートなのかは必ずチェックするようにしてみてください^ ^
【欧州時間の特徴】
ボラティリティの高さ
欧州市場では、世界最大の金融センターであるロンドン市場を中心に取引が活発に行われます。
日本時間やアジア時間と比較してボラティリティが高く、相場が急激に変動することも多いのが特徴です。
また、重要な経済指標やニュースが発表された場合には市場の動きが一層激しくなることがあります。
ユーロの影響力
欧州市場では、ユーロが中心的な通貨となっているため、
ユーロ圏の経済指標や政治情勢が相場に大きな影響を与えることがあります。
また、ユーロ/米ドルなどの通貨ペアは、欧州市場の取引量が最も多くなっているのが特徴です。
ロンドン市場の取引量は世界最大であり、金融機関やヘッジファンドなどの大口トレーダーが多く参加しています。
この時間帯はユーロが強ければユーロ/ポンドは上昇し、ポンドが強ければユーロ/ポンドは下落基調になります。
このような通貨同士の相関関係が非常に重要になってくる時間帯でもあります。
例えばユーロポンドが上昇トレンド、かつポンドがらみのポンド円やポンドドルが下降であればポンドが一番弱い(売られてる)ということになるのでポンドのショートを狙っていくような戦略が基本となります。
少し難しいと思いますので通貨の強弱、相関関係につきましては別の記事でまた改めて詳しく解説する予定ですm(__)m
【ニューヨーク時間の特徴】
この時間帯はまだ欧州のトレーダーも取引している時間帯とかぶりますし、
日本人も個人トレーダーですが仕事帰りに参戦してくる状態になるので世界的にも取引量が増えまさに大混戦になる時間帯です。笑
米ドルの影響力
ニューヨーク市場は、アメリカの中心的な金融センターであり、米ドルが中心的な通貨となっています。
そのため、アメリカの経済指標や金融政策の発表はこの時間帯に非常に多く、その都度市場に大きな影響を与えることが多々あるので注意が必要です。
必ず大きな指標発表の有無を確認してからトレードを行っていきましょう^ ^
ボラティリティの高さ
ニューヨーク市場は、世界で最も大きな市場の一つであるため取引量が非常に多いです。
そのため日本時間や欧州時間に比べてボラティリティもかなり高く、相場が急激に変動することが多いのが特徴です。
特に、アメリカの重要な経済指標や雇用統計の発表、FOMCの発表時には市場の動きが激しくなることが多いです。
この時間帯で特に注意したいのは”重要な指標発表が多い”ということです。
指標発表時にはポジションを持っていない状態(ノーポジション)が基本になります。
指標発表直後の乱高下には手を出さず、相場が落ちついてから発生したトレンドに素直についていくようにしてください。
ポイントとまとめ
この「時間帯管理」はとても重要な要素ですので必ず身につけてくださいね^ ^
- その時間帯の主役の通貨ペアを意識して取引する
- 各時間帯の特徴を意識する
- テクニカルは市場参加者が多くないと成立しない
- テクニカル分析はあくまでも統計学
- テクニカルが効くかは市場参加者次第
時間帯によって主役通貨ペアが異なることや、テクニカル分析に統計学的な考え方を取り入れることで、FXのトレードを劇的に勝てるようになることができます。
各時間帯の特徴を理解して、その時間帯に取引きする通貨ペアを意識することが成功の鍵となります。
この記事を参考に、自分に合った取引き時間帯や通貨ペアを選択して、より効率的なFXトレードを実現しましょう。
私も基本はテクニカルを見てエントリーするスタイルです。
この取引量の多い「主役通貨」を狙うことによって実際に数段負けにくくなりました。
ぜひこれらの記事もトレードの参考にしてください^ ^
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