これはFXトレーダーなら誰でも通る疑問なのではないでしょうか?(^^;)
”なぜか自分がエントリーすると逆に動く…”
”いつも自分がエントリーした後に相場が転換する気がする”
これはもう最初は誰もが通る、一種のあるあるのような現象ですね汗
この記事を読むことによって、
エントリーした後にいつも相場が逆行してしまう考えられる理由と解決策が分かるようになります。
最後までお読みください^ ^
相場がエントリーした方向と逆行する2つの理由
【相場が逆行する理由と対策 その①】
相場の大きなトレンド(流れ)に逆らったエントリーをしている
これは特に短期足でのエントリーをする場合に初心者の方が陥るパターンです。
例えば5分足を見てエントリーする場合、5分足より大きい時間足(15分や1時足)も必ず確認が必要になります。
ですがこれを怠ってしまうと、相場全体のトレンドの方向とは逆方向にエントリーしてしまう可能性があり、
結果として大きな相場の流れに逆らってしまう事になります。
各時間足を確認し、相場全体の方向性を見ることをFXの世界ではよく「環境認識」と表現しますが、
”勝てるトレーダー”になる為には重要な大切なスキルです。
例えば1時間足や15分足で明確な上昇トレンドができていたとします。
ここで5分足で短期的に下降しているチャートだけを確認して、
よし!今下がっているからショート(売り)だ!
とショートでエントリーするのは安易すぎる行為であり、相場が逆行してしまう要因になってしまいます。
”木を見て森を見ず”
という言葉の通り、必ず全体的な視野を意識して森全体を見るように、
相場全体の流れの方向性を確認してエントリーをするように心がけましょう!
この例の場合では、「15分足や1時間足で明確な上昇トレンドが出ている」ということですので、
5分足を見てエントリーするのであれば押し目やブレイクを狙ったロングを基本とした戦略の方が勝率は高くなります。
- 短期足だけではなく、長期足の方向性を確認する
- 長期足のトレンドの方向に沿ったエントリーをする
- 環境認識を行なった上でエントリー戦略を立てる
【相場が逆行する理由と対策 その②】
そのトレンドの旬が過ぎてしまっている
この原因は意外と多くの皆さんに当てはまる理由ではないでしょうか?
きちんとトレンドに沿って押し目買い(押し目売り)をしたけれど、
もうそのトレンドが伸びきっているパターンです。
詳しくはエリオット波動などの考え方も関係してくるのですが、
ここでは簡単に説明させていただきます。
相場は、
上昇局面では、「上昇第1波」→ 「調整」 → 「上昇第2波」→ 「調整」 →「上昇第3波」→“全部で5波”
下降局面では、「下降第1波」 → 「戻し」 → 「下降第2波」→“全部で3波”
というような市場の推移の考え方があります。
おそらくキレイな形をしたトレンド相場を見つけ、機微よく押し目買い(押し目売り)を狙ったつもりでも、
そのトレンドは上昇(もしくは下降)の第2波、上昇の第3波も過ぎそろそろ終盤にさしかかっており、
むしろ逆方向にトレンドが転換する可能性が高い状態ということがよくあります。
トレンドフォローでのエントリーは、”そのトレンドが旬であること”が大切です。
それ以上に何度も上昇(下降)をやりきってしまっているトレンドは、
転換するリスクが高まるということを意識してみてください。
1度目の上昇はなかなか狙うことは難しいですが、それでも第2波第3波の上昇を捉えることができれば一番美味しいのです。
- そのトレンドはまだ旬なのかを考える
- 何度も上昇を繰り返してしまっている場合はトレンド転換も視野に入れる
- エリオット波動における5波(上昇の3波)の後のエントリーは控える
エントリーした途端に相場が逆行する理由 まとめ
他にも、「意識されているラインで他のトレーダーの逆指値が溜まっていると逆行しやすい」などなど、
様々な複数の要因も重なっていることもあります。
ですがまずは、
- 大きな時間足を確認し相場全体を見る「環境認識」を意識してみる
- トレンドフォローでエントリーする場合、そのトレンドは「まだ旬なのか?」を考える
この2つを実践することによって、
エントリーした途端に逆光してしまう現象は確実に減ると思います。
参考の記事:
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