どんなトレードスタイルや手法がいいのかわからない,,,
こんな悩みありませんか?
取引のスタイルはトレーダーによって様々です。
スキャルピングのトレードスタイルの人は1回の取引で1~5pipsあたりをを狙うでしょう。
中長期のデイトレードやスイングトレードスタイルの人は1回の取引で50pipsから300pipsぐらいを狙う人もいます。
このトレードスタイルは一体何が正解なのでしょうか?
この記事では、様々なトレードスタイルを徹底解説し、自分のトレードスタイルの決め方について詳しく解説します。
最後まで読むことによって自分に合ったトレードスタイルが確立できるようになり成績も向上します。
重要なのは”1回のトレードでどれくらいの収益目標を設定しているか”ということなのです。
自分に合ったトレードスタイル(狙う利幅)を考えよう!
一言にトレードスタイルといっても様々な手法が存在します。
まず初めにどんなトレードの手法があるのか見ていきたいと思います。
様々なトレードスタイル
スキャルピング
スキャルピングとは、非常に短期的なトレード手法の一つです。
数秒から数分の間隔でトレードを行い、小さな値幅の利益を積み重ねていく手法です。
短時間で取引を行うため、チャートの中で微小な価格変動を捉え、短期的な取引を行うことが特徴です。
スキャルピングは取引回数が非常に多くなるため、手数料やスプレッドが重要な要素となります。
また、リスク管理が重要であるため、損切りや利食いのレベルを事前に決めることが必要です。
短期的な取引であるため、相場の変動に敏感に対応できることが挙げられます。
また、小さな利益を積み重ねていくことで大きな利益を得ることができる可能性があります。
取引回数が非常に多いため、手数料やスプレッドが大きくなりコストがかかることが挙げられます。
また、リスク管理が難しく急激な相場変動によって大きな損失を被ることもあるため、十分な経験やスキルが必要となります。
スキャルピングのトレードを行うためには、相場の状況を正確に判断するためのテクニカル分析やファンダメンタル分析の知識が必要です。
また、スキャルピングに適したトレードツールや手法を熟知し、スキャルピングに必要なスピード感と精度を身につけることが重要です。
デイトレード
FX市場で最も一般的な取引スタイルの一つがこのデイトレードです。
一般的には1日の中で完結する取引のことを指します。デイトレードはスキャルピングよりも長期的なトレードスタイルで、
1日あたり数回から数十回のトレードを行います。
ポジションの保有時間はおおよそ数十分〜数時間となることが多いです。
スキャルピングと同様にリスク管理も重要であり、損切りと利食いのレベルを事前に決めることが必要です。
相場の変動に敏感に対応することができ、一回のトレードで得られる利益は大きくなる点が挙げられます。
また、スキャルピングよりも時間的な余裕があるため、トレードチャンスを見つける時間的な余裕があり、スキャルピングよりもストレスが少ないことが挙げられます。
スキャルピングと同様に手数料やスプレッドが大きくなりコストがかかることや、取引のチャンスが少なくなる事が挙げられます。
また、デイトレードの場合、1日に何度もトレードを行う事もあるため、スイングトレードなどの長期的なスタイルと比較すると疲れやすく、精神的な負担が大きいことがあります。
デイトレードを行うためには、スキャルピングと同様に相場の状況を正確に判断するためのテクニカル分析やファンダメンタル分析の知識が必要です。
デイトレードに適したトレードツールや手法を熟知し、自分に合った取引スタイルを見つけることが成功の鍵となります。
スイングトレード
スイングトレードは、数日から数週間にわたるポジションを持つことが特徴です。
デイトレードやスキャルピングと比較してトレードの頻度が低く、長期的なトレンドや価格パターンを追うことが多いため、市場のボラティリティに敏感ではありません。
長期的なトレンドに沿って大きな利益を狙うことが可能です。
また、トレード回数が少ない分、一回のトレードで得られる利益も大きくなりますが、一回の損切りの幅も大きくなります。他の手法と同様、リスク管理も重要でありトレード回数が少ない分、損切りや利食いのレベルを事前に決めることが必要です。
デイトレードやスキャルピングと比較してトレードの頻度が低く、ストレスが少ないことが挙げられます。
また、長期的なトレンドに沿ってトレードするため、市場のボラティリティに敏感である必要がありません。
ポジションを保有する期間が長いため、トレードチャンスを見逃すことが少ないことも挙げられます。
トレード回数が少ないため、トレードチャンスを見つけることが難しいことがあります。
また、トレードチャンスの形になるまで「待つ期間」も長くなることがあります。
スイングトレードを行うためには、他の手法と同様に、相場の状況を正確に判断するためのテクニカル分析やファンダメンタル分析の知識が必要です。
このように様々なトレードスタイルがありますが、自分に合ったトレードスタイルを見つけるためには、
自分自身の生活スタイル、性格、時間的制約などを考慮することが非常に重要です。
日頃から仕事中でもある程度チャートが見れる方はデイトレードやスイングトレードが向いています。
チャートに貼り付いていられる方はスキャルピングも可能だと思います。
また、性格によっても自分に合うトレードスタイルは異なることがあります。
例えば、リスクをとるのが苦手な人には、スキャルピングやデイトレードよりもスイングトレードの方が適しているかもしれません。
また、ストレス耐性が低い人には、スキャルピングのように短時間での取引は向いていないかもしれません。
よって、自分に合ったトレードスタイルを見つけるためには、自己分析を行うことが大切です。
自分がどのようなスタイルのトレードに向いているか、どのようなリスクを取ることができるか、
どのような時間的制約があるかをよく考え、それに合わせてトレードスタイルを決定することが重要です。
トレードスタイルに関わらず決めた利益幅をきちんと取る
どうしても初心者の頃は損切りがなかなか出来ずに”損失に耐える”傾向が強いです。
大きくなっていく損失に必死で耐えることはありません。
逆に、利益が少しでも乗るとあっさりと利確してしまいます。
このように損失には耐え目の前の利益には焦って利確してしまうという行為は、
プロスペクト理論に代表される心理傾向です。
これに陥ると資産が増えるどころか加速度的に右肩下がりに減っていきます。
では勝ち組のトレーダーはどうしているのか?
全く逆の考えを実行しているのです。
自分の取るべき利幅が出たら、その利益に対してしっかり耐え、
トレールなどのテクニックを使いさらに利益を伸ばすことを考えます。
そして損失が出た時はその損失に耐えず、ルール通りに損切りを徹底します。
まず利幅をどれくらい取るトレードをしたいのか決める
このように自分のトレードスタイルを決めるためには、
まず自分がどれくらいの利幅を狙うかを定めます。
そしてその狙い、つまり利益目標を絶対にブレさせずに取引を淡々と行うということが大切です。
”利益目標の半分の幅”を”損切りの幅”に設定すれば、
それだけでリスクリワードが1:2のトレードが実現します。
つまりこの場合はたとえ勝率が50%だとしてもこのルールを守れば
自ずと資産は右肩上がりに増えていきます。
ここで注意したいのが、損切りの幅に対して目標の利益幅が小さすぎると余程勝率が高くなければ資産は右肩下がりになってしまうという事です。
最低でも損切りの幅と目標利益の幅は同じ、
つまり1:1以上になるように決めるようにするといいです。
1:1にした場合は勝率が50%でもプラスマイナス0で済みますし、
勝率が50%以上あれば資産は増えていきます。
ですので1:1もしくは利益目標の幅は損失の幅に対して2倍くらいに設定しているトレーダーが多いです。
逆をいえばその対比が成立しないような場面ではエントリーを見送るという選択肢を持っておく事も大切です♩
チャートに貼り付ける時間が確保できる方はスキャルピングで資金を回転させていくこともできますし、
あまりチャートを見たり分析する時間を普段の生活の中で確保できない方は、
長めのポジションをもつデイトレードやスイングトレードのスタイルで一度の利幅を大きく狙っていくほうが現実的かもしれません。
このような自身の生活や環境も併せてトレードスタイル考えるのも大切です^ ^
自身のトレードスタイルが決まればブレずにルール通りに淡々とトレードすることができるようになります。
そのぶんトレードの際に無駄な悩みが生まれないので成績も必ず良くなります。
ぜひこちらのテクニックを参考にしてみてください♩